犬山ローレライ麦酒とは
犬山に新たなローレライ伝説
大正の初め、地理学者の志賀重昴は木曽川をドイツのライン川にたとえ、日本ラインと命名しました。1998年、この日本ライン流れる犬山で地ビールを始めるにあたり、ドイツ、ライン河畔の街で犬山市と姉妹都市であるザンクトゴアルスハウゼン市(ローレライの街)にちなみその名を‟犬山ローレライ麦酒”といたしました。
ライン川を舟で通過する男たちが、その美しさのあまり我を忘れ、そこに佇んだというローレライ伝説のように手づくりのおいしい美味しいビールで至福のひとときを過ごしていただきたいという願いが込められております。
お手本にしたのはビールの本場ドイツ
1998年、犬山にも地ビールをという地元の期待を受けて犬山ローレライ麦酒が誕生いたしました。開業にあたり、ドイツから女性ブラウマイスター、ナディア・ベッカー氏を招き、ビール醸造の本格的な技術指導を受け、コクと深みのある、香り高いビールを生み出しています。
ベッカー氏の愛弟子である松原醸造主任は、ビール造りの技術だけでなく、ビール職人としてのスピリットを学び「自分の手で本物のビールを造りたい!」という熱い想いで、現在まで醸造を続けています。
ビールの原料となる麦芽(モルト)・ホップは、主にドイツ産の上質なものにこだわり、安心でかつ安全な厳選素材を使用することで、高品質で安定したクオリティのビール製造を可能とします。
ビールの味を左右する仕込み水には、木曽の伏流水を使用しています。その水脈に立地する弊社の地下70メートルの自家井戸から汲み上げた天然醸造水は、犬山ローレライ麦酒のまろやかな口当りを造り出しています。
安定した品質のビールの生産には欠かすことのできない醸造設備には〝世界一美しい銅釜”と称賛されるほどのドイツの一流醸造プラントメーカー〝ヤコブカール”社の設備を使用しています。
原料、仕込み水、醸造設備、そして匠の技術、そのどれか一つでも欠けてしまってはおいしいビールを造ることはできません。しかし本当に欠かせてはならないもの、それは情熱。犬山ローレライ麦酒は、より多くの皆様愛されるビール造りを常に追い求め情熱をもって取り組んでまいります。